





先日、伝統的な左官技術である「角又(つのまた)煮込」の作業を体験し、その貴重さと魅力を実感しました。
「角又煮込」とは、漆喰を塗る際の糊材として古くから海藻を煮て抽出する方法です。
近年では手間がかかるため、粉末状の角又が一般的に使用されていますが、今回は伝統的な手法を用いて、昔ながらの味わいを再現する現場にむけて準備をはじめています。
職人たちが集まり、釜を囲んで角又を丁寧に煮込む作業は、まるで昔話の一場面のようで、普段の忙しさを忘れさせてくれるひとときでした。煮込んだ角又は、漆喰の粘りや強度を高める重要な役割を果たします。
現代の建築現場では手間を省くために粉末の角又が主流ですが、伝統的な作業に取り組むことで、職人の技と情熱を次世代へと受け継ぐことができると感じました。
興味深い作業であり、これからも積極的に学び、共有していきたいと思います。